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ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー

已有 183 次阅读2020-8-10 23:37 |个人分类:Wikipedia

ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』(ビーストウォーズ ちょうせいめいたいトランスフォーマー)は、アメリカ・カナダ製作のテレビアニメ作品。トランスフォーマーシリーズの一作である。1997年(平成9年)10月から1998年(平成10年)3月まで、テレビ東京系列と一部独立UHF局で放送。全26話。20周年記念に当たる2016年5月7日に『トランスフォーマーFES 2016 ビーストウォーズ復活祭』というイベント開催が行われた。『ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』と『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ』は本作の続編である。

作品概要[編集]

カナダのメインフレーム社で制作された「BEAST WARS: TRANSFORMERS」第1シーズンの日本語吹替版である(2014年11月20日、DHXメディアが「BEAST WARS: TRANSFORMERS」シリーズの販売権を取得した[1][2])。メインフレーム・エンタテインメントにより「リブート」の次に世界2番目の全編3DCGによるテレビアニメとして制作されている。なお、初期玩具パッケージには「世界初! 100%CG変形ロボット連続TVアニメーション」と書かれたシールが貼られているが、リブートが変形ロボットものではないためにかろうじて嘘ではないものの限りなく欺瞞である。米国ではシンジケーション番組として1996年から1997年まで放送され、1999年からはフォックス放送内のFox Kidsで放送されるが、一部のシーンがカットされている。カナダではYTVにて放送。

この作品以降、「トランスフォーマー」におけるサイバトロン総司令官は(G1コンボイとは別人の)コンボイタイプに統一されることになり、G1の時系列からは独立したシリーズも登場するようになる。

なお『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV』まで放送局は日本テレビ系列で提供クレジットはブルーバック画面であったが、今作より放送局がテレビ東京に変わり、同時に提供クレジット画面はイラスト入りの静止画となっている。

ストーリー[編集]

セイバートロン戦争・ユニクロン戦争から数百年後の未来、サイバトロンとデストロン、そしてユニクロンの三つ巴の戦争(グレートウォー)が終結したセイバートロン星では、両者が共存し平和と繁栄の時代を築いていた。

しかし、サイバトロンが極秘に保管していたエネルゴンの源泉が記録されているゴールデンディスクを、初代メガトロンの後継者を自称するメガトロンとその部下が強奪、エネルゴンを狙い外宇宙へと逃亡してしまう。

数ある追撃艦の中、唯一彼らに追いつくことができたサイバトロンの探査船「アクサロン」の乗組員達は、本来の任務を中断、メガトロンのデストロン戦闘艦「テラクラッシャー」が使うトランスワープの痕跡を辿りながら追跡、ワープアウト直後のある惑星の衛星軌道上で交戦するが、双方深刻なダメージを受けた上、惑星の重力圏に捕まり、墜落していった。

アクサロン艦長コンボイの判断により探査船のプロトフォーム(素体)状の乗組員を衛星軌道上に放出。船内の乗組員達も全員無事ではあったが、船は飛行能力を失い、惑星外へ一切の通信手段を失ってしまう。さらにこの惑星はエネルゴンの影響が強くロボットモードでは負担が大きすぎる為、惑星の生物をスキャンした上で環境に合わせた、動物への変身体(ビーストモード)を余儀なくされる。

その後、探索に出掛けたコンボイ達は同様の理由でビーストモードと化したメガトロン一味と遭遇する。コンボイは話し合いで解決しようとするが、エネルゴンの源泉を前にしたメガトロンが聞き入れるわけはなく、両者はそのまま戦闘に突入、しかし5対4という数の差の上に、仲間達が好き勝手に戦い、全く連携が取れていない状況では勝てる見込みはなく、コンボイは負傷するが、デストロンがエネルゴンのエネルギーで不調になった幸運からそのまま撤退する。

だがアクサロンへの帰還途中で、デストロンを追放されたダイノボットがサイバトロンの司令官の座を賭けて、コンボイに戦いを挑んで来る。両者は互角の戦いを展開するも、まとめて葬らんとするデストロンの奇襲で対決は有耶無耶のうちに終わり、コンボイは仲間達の反対を押し切りダイノボットをサイバトロンの一員に迎える。

元デストロンのダイノボットを加えたサイバトロンは、エネルゴン鉱山でデストロンとの5対5のビーストモードでの総力戦が始まる。ダイノボットの加勢もあり、デストロンの撃退に成功するが、メガトロンは未だ健在で野放しにすることができなかった。コンボイはこの未開と未知の惑星に留まることを決意する。ここにサイバトロンとデストロンによるビーストウォーズが始まった。

キャラクター[編集]

全長、体重などは日本で発売された書籍に準ずる。彼らのセイバートロンモード(母星での姿)は後年ボットコンなどの限定トイという形で立体化された(いずれも既存のキャラクターのリデコやリペイント)。

サイバトロン(Maximals)[編集]
詳細は「サイバトロン#サイバトロン/Maximals」を参照
総司令官 コンボイ/Optimus Primal声 - 子安武人/英 - ゲイリー・チョーク
  • 全長:2.8m、重量:2t、飛行最高速度:マッハ7、好物:バナナ
ゴリラに変身するサイバトロンのリーダー。総司令官であった先代のコンボイと異なり、一部隊の指揮官にて、調査船アクサロンの艦長。指揮経験は浅かったが、未開の惑星で多種多様な経験を積み、臨機応変な対応が出来るようになった事で、リーダーとして部下たちからも認められるようになった。デストロンやエイリアンなどに立ち向かい、常に前線で戦う勇気と敵であろうと敗者に殺すことを良しとしない優しさを持つ。戦闘能力も高く、メガトロンやダイノボットとの一騎討ちでも一歩も退かない。第10話でスコルポスのサイバーウイルスにより死の恐怖から暴走した際は、ラットル曰く「ワイルドなお方」と化し、タランスやワスピーターを圧倒する凶暴さを見せた。非戦闘時には調査隊らしく惑星の調査も行っている。武器は腕部カバーから出現する二門の「プラズマキャノン」、両肩から展開する二連装ミサイル「メガブラスター」、背中には柳葉刀状の双剣「サイバーブレード」と、飛行するためのジェットパック「コンボイジェット」を備えている。エイリアンが衛星に偽装させていた惑星破壊兵器により窮地に陥ったエネルゴアを救うべく、救命ポッドを有人ミサイルとして、突撃することで惑星破壊兵器を破壊しようとするが、メガトロンの策略(本来はタランスを始末するつもりだった)により、ポッドから脱出できぬまま激突・爆散してしまう[3]。いわゆる“コンボイ顔”としては初めて唇があり、素顔のまま過ごすことが多いが、必要に応じてマスクを装着する。日本語版での一人称は「私」だが、前述のウイルス暴走時には「俺」を使っていた。日本における本作の後時代に当たる次作『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』の劇場版『ライオコンボイ危機一髪』には単独でゲスト出演を果たしている(こちらは作品の世界観に合わせセルアニメで描かれている)[4]。セイバートロンモードは三輪型装甲バギー[5]で、トイは『ギャラクシーフォース』のランドバレットのリデコ。
  • 公式の総司令官紹介やロボットマスターズなどでは、G1コンボイとの区別をつけるために、「ビーストコンボイ」と呼ばれることもある。
密林巡視員 チータス/Cheetor声 - 高木渉/英 - イアン・ジェームズ・コーレット
  • 全長:2.3m、重量:1.5t、最高速度時速:300km(ビーストモード時)、好物:寿司
動物の中でも最速を誇るチーターに変身し、全戦士中最も素早い動きを身に付けている。メンバー中最も(精神年齢が)若いサイバトロン戦士で、活発で行動力があるが、冷静な思考と判断が苦手。その性格と自身の高い機動力ゆえに独断専行することが多く、序盤では毎回危機に陥り、散々コンボイとラットルの手を焼かせた末、両者からキツイお説教をくらっていた。コンボイへの信頼は厚く、彼がサイバーウイルスに侵された際にも、彼の精神力をひとり信じていた。最終的に、チータスが彼を信じて放った言葉が、彼を正気へと引き戻すきっかけともなった。武器は「レーザー・ショット」と尻尾が変形した「クエーザー・ライフル」の二丁の銃。銃を武器にしている割に、命中率は低く、タイガトロンがサイバトロンへ報告するための偵察機を、敵と間違えて撃ち落とそうとしたが、当たらなかったことで偵察機がちゃんとたどり着けたという皮肉があった。ビーストモード時のダッシュ走行は「マキシマムダッシュ」とも呼ばれている。日本語版では、射撃の際には「撃つべし!」と叫び(最初に「撃つべし」と発言したのはラットル)一発ごとに発音するときもある。語尾は「じゃん」時折「ガゥ!」と吠える。一人称は「俺」だが稀に「オイラ」を使うこともあった。セイバートロンモードはレーシングカー。トイは『ギャラクシーフォース』のスキッズのリデコ。諜報員 ラットル/Rattrap声 - 山口勝平/英 - スコット・マクニール
  • 全長:1.8m、重量:1.3t、好物:トウモロコシ
ネズミに変身する最も小さなサイバトロン戦士。その小柄な身体を活かしスパイ活動を務めることが多い。お調子者で軽口が多く、重要な場面においても度々余計な一言を放ってダイノボットと衝突したり、コンボイに叱られている。そのくせ不利な戦いや不審な場所からは逃げようとする臆病者。しかし、その態度は、豊富な戦場経験に裏打ちされた余裕と鋭い警戒心から来るもので、実はコンボイ不在時に司令官代理を任されるほどの熟練者かつ切れ者でもある。小柄な為、他のサイバトロン戦士(コンボイ、ライノックス、エアラザー、デストロンでは一度だけテラザウラー)の背中に乗ることも多かった。ライノックスとは親友であり、ダイノボットとは衝突することも多いが、良い凸凹コンビでもある。海外版では経験豊富なベテラン戦士という色合いが濃いが、日本版では担当声優の山口の吹き替えも相まって、チータスと同年代(もしくは少し年上)の少年戦士として設定されており、性格も臆病な面が若干強調されている。一人称は「オイラ」武器は拳銃「ラットビームガン」右腕の「ガジェットハンド」には爆弾やドライバーなどの隠しツールが収納されている。セイバートロンモードはバイク。トイは『ギャラクシーフォース』のガスケットのリペイント。
  • 海外版では『2010』に登場したアーシーは彼の大叔母(Great aunt)という設定になっている[6]。
陸上防衛戦士[7] ライノックス/Rhinox声 - 中村大樹/英 - リチャード・ニューマン
  • 全長:2.6m、重量:2.8t、最高速度時速:40km(ビーストモード時)、好物:カレーライス
サイに変身する、チームのサブリーダー。機械の長けた扱いはサイバトロン随一で、修理、解析任務を行い、仲間たちを全面的にバックアップしている。性格は温厚で思慮深いが、怒らせるとダイノボットを黙らせるほどに怖い。高い戦闘力と指揮能力を秘めており、コンボイから志願していれば司令官になれると評される程の豊富な知識と経験の持ち主。日本版での一人称は「僕」語尾の「~だな」が口癖で、「止めなサイ」などと「さい」を強調することもある。武器は2つの棘付き鉄球も備えたガトリング銃「ガトリングハンマー」二丁同時に使用することもある。第16話では、メガトロンの手で洗脳されて、デストロンになるが、凶暴な面が露になった上で潜在能力が発揮され、デストロンメンバーを次々と襲撃した末リーダーの座を奪おうとした為に洗脳を解かれた。セイバートロンモードはショベルドーザーで、トイは『ギャラクシーフォース』のガードシェルのリペイント。特殊戦闘員 ダイノボット/Dinobot声 - 藤原啓治/英 - スコット・マクニール
  • 全長:2.9m、重量:1.7t、好物:生肉
恐竜(ヴェロキラプトル)に変身[8]する元デストロン戦士。たどり着いた惑星が目標の地球でないことでメガトロンの指揮能力に不信を抱き、彼を倒してデストロンのリーダーになろうとしたが、返り討ちに遭い、打倒メガトロンの為にサイバトロンに加わった。その振る舞いは粗暴で、物事を戦いで解決する好戦的で気が短く、サイバトロンの仲間たちとの衝突も少なくない。しかし、変形できないダイノボットクローンに対して、あえてビーストモードのみで戦ったり、敵に対して一騎討ちを申し出るなど、戦士としての誇りは人一倍強く、戦いに生き、戦いで死ぬことを栄誉としている。低く唸るような声で喋るのが特徴。コンボイからは「サイバトロンの理念に共感することは決してないが、その性格上、自分達を密かに裏切ることも絶対にない」と少し変わった形で信頼されており、ラットルとは喧嘩が絶えないが、実はお互い一番の理解者でもある。日本語版では、しきりに「ダーッ!」と叫ぶ。一人称は「俺」。武器はドリルのような剣「ダイノサーベル」尻尾が変形した回転盾「サイバーシールド」サイバーシールド内にダイノサーベルを接続して使用することもある。両目からは「ダイノビーム」を発射。白兵戦能力はコンボイに並び、メガトロンとも渡り合うほど高いが、一方で奇策に弱く窮地に陥ることも多く、デストロン時代にメガトロンに決闘を挑んだ際もスコルポスの不意打ちという奇策で負けている。当初はメガトロンをバカにしていたが、次第に権謀術数を見せ、周りの陰謀に振り回されず、むしろ利用する彼の性格とその鋭利な思考を誰よりも恐れるようになり、彼の動向には人一倍神経を尖らせる。本人によると「戦史の勉強はよくできました」らしく、スタースクリームの本性について、サイバトロンでは唯一詳しく知っており、コンボイは、それを伝達してもらえたことでスタースクリームの心理を踏まえての打倒案を考える事が出来た。また、デストロンメンバーが同士討ちで全滅したかと思われたときには、既に敵となった存在であるにもかかわらず落ち込んでいた。サイバトロンへ加入する際、当初は自分が指揮官になろうと考えており、コンボイと指揮官の座を巡って争った。勝敗は着かなかったが、以後互いの実力を認め合い、深く意気投合するに至る。元デストロンということもあって、当初はトラブルが起きた際に他のサイバトロンメンバーから疑われることもあったが、勇猛な戦いを幾度もこなすうちに信頼を得ていった。また、彼が持っているデストロンに関する情報も、サイバトロンの貴重な戦力となり、先述のスタースクリームの件でも非常に役立っていた。前日談でのセイバートロンモードはショベルカー。トイは『ギャラクシーフォース』のロングラックのボディに『マイクロン伝説』のグラップ・スーパーモードの頭部を組み合わせたもののリデコ。極地偵察員 タイガトロン/Tigatron声 - 遠近孝一/英 - ブルー・マンクマ
  • 全長:2.3m、重量:1.5t、好物:特になし
第7話で衛星軌道上から地上に落下したサイバトロンのプロトフォームが、白トラ(ホワイトタイガー)をスキャンして誕生した戦士[9]。寒さに強く極地偵察員を務める。救命ポッドの落下の衝撃によって、自己認識回路を損傷してしまったこともあり、トランスフォーマーよりも野生の虎の性質が強く、1人でいることを好む孤独な戦士だが、自然を愛し、誰よりもビースト戦士の本質を理解している。その為、エネルゴンの過剰な影響を防ぐ基地のバリアを破られ、サイバトロンが長期のビーストモードを余儀なくされた際には、野性に引きずられそうになった他の面々(エアラザーを除く)を導き、ビーストモードとの共生を説いて仲間を救った。海外版ではネイティブアメリカンのイメージなのに対し、日本版では侍の雰囲気を持ち、一人称も「拙者」で語尾に「ござる」を付ける。格言を語った後に自分に酔いしれたこともあった。武器は冷凍ガスも発射可能な銃「タイガー・ショット」尻尾が変形した銃「クエーザーキャノン」腕部カバーから出現する2連装ミサイル「タイガーキャノン」。隠密(ステルス)モードにより相手に察知されず行動することもできる。親友のシベリアンタイガー、トラジロー(英名:Snowstalker)を自分の放った砲撃による落石で亡くしてしまい戦意を喪失、戦線離脱しかけたこともある。上述の通り地球生まれのトランスフォーマーである為、セイバートロンモードは無いが、海外では「もし彼にセイバートロンモードがあったら」という設定で限定トイが発売されている。トイ自体はビースト版と同じくチータスのリペイントで、『ギャラクシーフォース』のスキッズの頭部を変更したもの。空中偵察員 エアラザー/Airazor声 - 岩永哲哉/英 - ホーライン・ニューストーン
  • 全長:1.8m、重量:1.1t、好物:魚
第12話でタイガトロンと同様の経緯を辿り、ハヤブサをスキャンして誕生した戦士。タイガトロンと違いポッドは落下時に損傷してしまい、危険な状態だったが、ライノックスの懸命な修復作業で無事に誕生した。サイバトロンでは数少ない飛行能力を有し、カメラアイによる偵察が主任務。性格は穏やかかつ純真だが、辛らつなツッコミもする。自然を愛するため、同様の性格を持つタイガトロンと共に行動することが多いが、「基地は性に合わない」と零すタイガトロンと違い、特に合わない素振りは見せていない。誕生の際にはチータスのチップを使用したため、彼とは肉親のような精神的繋がりを持つという。海外版では女性トランスフォーマーだが、日本語訳の段階で男性に変更された。一人称は「僕」で、掛け声は「ハイヤー!」。武器は腕から放つダート型ミサイル「エアニードル」。超高速で飛行して、ソニックブームを起こすことも可能。タイガトロンと同じ理由で、玩具ではセイバートロンモードが作られ、『スーパーリンク』のストームジェットのリデコである双胴ジェット。コンピューター(サイバガード)声 - 飛田展男、長島雄一(第6話、第9話)、三木眞一郎(第18話)/英 - イアン・ジェームズ・コーレットポッドやサイバトロン戦士の体内などのコンピューターの音声。日本語版では時折、命令を下した人物の口調を真似ることも。デストロン(Predacons)[編集]
詳細は「デストロン (トランスフォーマー)#デストロン / Predacons」を参照
破壊大帝 メガトロン/Megatron声 - 千葉繁/英 - デビッド・ケイ
  • 全長:2.8m、重量:2.3t
伝説の破壊大帝・初代メガトロンの後継者を名乗るデストロンの指導者[10]。ティラノサウルスに変身する。休戦状態だったデストロン本部で反乱を起こし、サイバトロンからゴールデンディスクを盗み出すと共に仲間を連れ逃亡。紆余曲折を経て仲間を連れ惑星エネルゴアに不時着。デストロンの復権、全宇宙の支配を企む。冷酷残忍な性格だが、ユーモラスもある。味方の一部(特にテラザウラー、ブラックウィドーなど)からは、あまり頭は良くないと思われているが、逸早くエイリアンの存在に気づくなど、実際は知略に富み、常に謀略を巡らしている。一人称は「俺様」だが「私」「メガちゃん」を使うときもある。海外版では「イエ~ス」を口癖としている。武器は右手のティラノヘッドの口から発射する光線「レーザー・バスター」左手のティラノテイルはハサミの「デス・クロー」とミサイルになる。両腰からはミサイルの「プラズマ・バスター」を発射。自室にはゴールデンディスクの他に、棚に初代メガトロンの「融合カノン砲」とジェットロンの化石化した頭部が飾られている。第23話では、ビーストモード時の牙を歯ブラシする光景も見られた。前日談でのセイバートロンモードはミサイル装甲車(書籍「トランスフォーマー アルティメイトガイド」では「移動要塞」と記述されている)トイは『ギャラクシーフォース』のファストガンナーのリデコ。公式の破壊大帝紹介やロボットマスターズなどにおいては、他作品のメガトロンとの区別をつける為に「ビーストメガトロン」と呼ばれる事がある。なお、次作『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』の劇場版『ライオコンボイ危機一髪』では名前が出るが、彼を指しているか他の同名キャラクターを指しているかは不明。日本語版では元来のユーモラスさとアドリブ路線に加え、声を担当した千葉繁の影響により、ギャグキャラクターとしての印象が非常に強くなっている。「カーッペッ!」と時折、唾を地面に吐きだすセリフも千葉のアドリブである。忍者兵 タランス/Tarantulas声 - 長島雄一/英 - アレック・ウィロウズ
  • 全長:2.4m、重量:1.8t
クモに変身する陰湿な性格の技術者。単独行動が多く、基地から離れた場所に独自に秘密の研究所を設けている。メガトロンに対して何やら含むところがあるようで、常に何かを企んでいる節があるが一流の科学技術を持つためメガトロンも彼を手放せない。惑星エネルゴアの異変に誰よりも早く気づいていた。武器は、8本のクモの脚が変形した八門の「ラウンドマシンガン」。ビーストモード時の腹部後部が変形した「ウェブランチャー」からは斧型アンカーも発射。第3話でのラットル戦では、小型のロケットランチャーも使用。ロボットモード時の頭部には相手の体温(機体から発するエネルギー)を感知するサーモスキャンがある。一人称は「アタチ」(稀に「俺」)で、口癖の語尾は「ッス」何かを企んでいるときは「ウヒャヒャヒャヒャ」と奇妙な笑い声を上げ、銃を撃ちまくる際は高笑いをする。かぎ爪のようになっている手は、クモをスキャンする前は普通の形だった。エネルゴン・クリスタルを小さく分けることも可能(第2話でのダイノボットの台詞にて)だが、劇中では披露されなかった。エイリアン襲撃に逸早く気づいており、救命ポットを利用して脱出を図ろうとしたが、メガトロンの命を受けたインフェルノの手で黒焦げにされてしまう。だが、息絶えてはいなかったことから精神リンクしてきたブラックウィドーの行動を逆手に取り、彼女の精神にサイバーリンクを張って、操ることが可能になった。セイバートロンモードはバイクで、トイは『ジェネレーションズ』のスクラップヒープのリペイント。空中戦闘兵 テラザウラー/Terrorsaur声 - 飛田展男/英 - ダグ・パーカー
  • 全長:2.3m、重量:1.5t
プテラノドンに変身。デストロン軍の空中戦力の一角を担う。気障な性格で自惚れ屋だが、頭はキレるほう。野心家であり、リーダーの座を狙っているが、そのたびに失敗する[11]。日本語版では「ミーは〜ザンス」などとイヤミと同じ気取ったしゃべり方をする。たまに「カァ~」と言う。武器は拳銃の「テラー・ビームガン」、目から放つ「アトミックビーム」、肩の「ショルダーキャノン」。飛行能力に関しては、スピードにも優れていることから空中戦と回避能力に関しては特筆するものがある。だが、火力は低いために、総合的な戦闘能力はあまり高くない。ただし、後述のパワーアップ時には、攻撃力も向上し、ショルダーキャノンも「エネルゴンキャノン」に強化された。第6話では、エネルゴンの空中山脈でパワーアップし、メガトロンを圧倒して破壊する。だが、パワーアップ時間には限りがあった上、ラットルの手で空中山脈を破壊されたことで、パワーアップできなくなり、メガトロンもスコルポスとワスピーターの手で復活を果たし、制裁をくらったことが示唆されている[12]。セイバートロンモードはジェット機で、トイはユナイトウォリアーズ版エアーライダーのリデコ。空中攻撃兵 ワスピーター/Waspinator声 - 加藤賢崇/英 - スコット・マクニール
  • 全長:2.5m、重量:1.3t、飛行最高速度:マッハ5
ハチに変身。同じ飛行能力を有するテラザウラーと行動を共にすることが多い。のんびり屋で、戦闘ではよくやられている。デストロンにいるのは、メガトロンと契約したからであり、それゆえに仲間たちのような野心や忠誠心は見られない。メガトロンのことは「いつかギャフンと言わせたい」らしいが、自分がデストロンのリーダーになる気はないらしく、テラザウラーの下剋上が起こったときも、メガトロンをリーダーと認めていた。武器はミサイルランチャーにもなる「ビービー・ショット」、目からは「ワスピレーザー」を発射。羽音は妨害電波と相手を麻痺させる「ビービー・ウイング」にもなる。日本語版では語尾に海外版でも使う言葉「ブーン」を付け、一人称は「ぼくちゃん」だが、稀に海外版同様に自分の名前を一人称に使うときもある。ブラックウィドーに対して先輩風を吹かせたことがあるが、これは当時ブラックウィドー役の永椎あゆ美が本作が声優デビュー作であることから生まれた楽屋ネタ。第21話で、スタースクリームのスパークに憑りつかれ、スタースクリームに操られてしまう。最終的にはスタースクリームから解放されたが、憑依されていた時の事は覚えていなかった。また、憑依中はデストロンエンブレムが旧デストロンのものに変化した。前日談でのセイバートロンモードはジェット機で、トイは次作『BWII』に登場したダージのリペイント。砂漠戦闘指揮官 スコルポス/Scorponok声 - 遠藤雅/英 - ドン・ブラウン
  • 全長:2.5m、重量:1.8t
サソリに変身する副指揮官。メガトロンへの忠誠心は本物であり、テラザウラーに破壊されたメガトロンを修理したり、テラザウラーが下剋上でボスになった時は「デストロンのボスはメガトロン様だけだ」と文句を言っている。日本語版では不良のように「オラオラ!」と叫び、コギャルの如く語尾を延ばす癖もある。海外版ではセリフの言い回しから愚鈍な性格に設定されている。自分の地位を利用して仲間をこき使うが、不運があるとメガトロンにすがりつく泣き虫である。日本語版ではサイバトロンに寝返ったダイノボットを羨んでいる描写がある。日本版では語られることはなかったが、メガトロンが彼を副指揮官にしている理由は、絶対に裏切ることのない馬鹿だからであるようで、多くのデストロンは彼のことを小馬鹿にしている様子が窺える。主な武器はサソリの尾から出す毒や右腕の大バサミより発射する2連装のミサイルだが、その他にも、左腕の大バサミに偵察機能やウイルスを搭載した昆虫型メカ「サイバー・ビー」を装備している。尻尾の毒針を飛ばすことも可能。化学技術にもそこそこ詳しく、メガトロンがダイノボットのクローンを生み出した際には助手のような役割を果たした。セイバートロンモードはホバークラフト。諜報工作員 ブラックウィドー/Blackarachnia声 - 永椎あゆ美/英 - ヴィーナス・ターゾ
  • 全長:2.4m、重量:1.5t
8話で誕生。サイバトロンのプロトフォームだったが、落下後にタランスのプログラム書き換えでデストロンとして誕生した女戦士。タランスの趣味でジョロウグモ(外見はセアカゴケグモに近い)のビーストモードになったが、本人は気に入っているらしい。一人称は「あたし」で、よく「しゃ~っ」と叫ぶ。ずる賢く、自惚れ屋なため、味方からも警戒されている。遺跡の力でパワーアップし反乱を起こすなど、野心家でもある。スタースクリームが参戦したときは彼の側に付いたが、内心は不信感を持っていたらしく最終的にはサイバトロンと共闘する形でスタースクリームを撃退。メガトロンも一度は制裁を考えたものの、結果的にデストロンも救ったため、お咎めなしで許された(彼女自身は、スタースクリームの本性を探るために裏切った振りをしていただけと主張していた)。タランス同様、八本のクモの脚から撃つマシンガンやアンカーを発射する銃が主武器だが、蹴りによる格闘戦も得意とする。地上攻撃指揮官 インフェルノ/Inferno声 - 三木眞一郎/英 - ジム・バーンズ
  • 全長:2.6m、重量:2.3t、飛行最高速度:マッハ6
18話で誕生。サイバトロンのポッドのプログラミングチップを、タランスがデストロンのものと交換したことでデストロンとして誕生した(シェルプログラムによって書き換えられたブラックウィドーとは異なるケース)。タランスはクモの戦士として誕生させるつもりだったが、スキャン装置が先にアリを探知したためにヒアリ(ファイヤーアント)の戦士となった。その影響か、誕生時に思考回路をアリの本能に支配されてしまい、自分を女王アリに仕える兵隊アリに、ポッドを自分の巣と思い込んでいた。そのため当初はポッドに手を出す者に対して見境なく攻撃したが、サイバトロンにポッドを破壊され、自らもバラバラにされたのちデストロンに回収され基地に運ばれる。その後はメガトロンの命令に忠実(インフェルノにとってメガトロンが女王アリにあたるため)な戦士となった。二丁の拳銃によるミサイルと火炎放射を武器とし、戦闘能力が高い。ロボットモードでは飛行能力も有し、ワスピーターとテラザウラーと共にデストロンの空中戦力要員となる。口癖は「ごっつんこ」。初登場時のみ「~でアリんす」などの廓詞を使っていた。ナビ子声 - 永椎あゆ美/英 - エリザベス・キャロル・サヴェンコフデストロン戦艦やデストロン戦士の体内に内蔵されているコンピューター。ナビ子という名前は日本語版独自のもので、陽気な口調で時折他のアニメキャラや人気タレント、さらにはデストロン戦士のものまねをやることも。「トランスフォーマー博×横浜コラボレーション[横浜ディセプティコン秘密基地]キャンペーン」のコミックでは、ワープ用の新しいボディを与えられイルカから女性トランスフォーマーに変身する。クローンダイノボット声 - 藤原啓治/英 - スコット・マクニール第17話に登場。メガトロンがサイバトロン基地制圧のために作りだしたダイノボットのダミー。外見はダイノボットとまったく同じだが、完全な生身の恐竜であり、ロボットモードになれない。性格は本物とは正反対で卑怯者。「でぃ」と江戸っ子ふうな語尾のしゃべり方をする。最期は本物と対決し、喰われてしまった。(なお、彼の皮はダイノボットの部屋に飾られており、メタルス8話で確認できる)日本語版のメガトロンのセリフではピーマンとキャベツの千切り、みりん(少々)、塩コショウが材料として挙げられているが、メガトロン役の千葉によるただのアドリブである。その他のキャラクター[編集]旧航空参謀 スタースクリーム/Starscream声 - 矢尾一樹/英 - ダグ・パーカー第21話に登場。元々はセイバートロン戦争で活躍した旧デストロン航空参謀。ユニクロン戦争でまた裏切りの行為をし、その後はデストロンの新リーダーに任命された所をガルバトロン(初代メガトロン)の攻撃でボディが破壊されたが、スパークだけの存在となり、宇宙を彷徨ううちに時の流れを超えてエネルゴアに漂着する。ワスピーターに憑依しメガトロンに恭順、アクサロン占領作戦を見事に成功させるが、直後にブラックウィドーを引き連れて反乱を起こす。しかし、サイバトロン戦士とブラックウィドーの活躍によって計画は失敗に終わり、ワスピーターがエネルゴンの爆発により爆散する形でスパークは分離され、再び宇宙を彷徨うこととなった。自惚れ屋で傲慢な性格は相変わらずで、ダイノボットとブラックウィドーはその悪行三昧の歴史を聞き知っており、未来のトランスフォーマーであるビースト戦士達には嫌われ者の存在となっていた。彼が取り憑いている間、ワスピーターの頭部にあるデストロンのエンブレムは旧デストロン(ディセプティコン)の物に変化していた。ゲストキャラクターであるが、『トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス64』の北米版ではプレイヤーキャラクターとして登場している。エイリアン声 - 中村秀利/英 - ブルー・マンクマ(共にユニクロン時)惑星エネルゴアに様々な遺跡を残していた謎の存在。コンボイの記憶をスキャンし、トランスフォーマー達が最も恐れる存在「ユニクロン」の顔で意思を伝える。一部のムックでは役割が「悪徳宇宙人エイリアン」となっていた。設定・戦力[編集]サイバトロン関連[編集]アクサロンサイバトロン部隊で最速を誇るといわれている、トランスワープ(時間移動)航行が可能な超大型調査用宇宙船。「サイバー・ファルコン」型に分類される[13]。船内には、船全体のコントロールを司るコンピュータ・「サイバガード」と、C/Rチェンバー(再生カプセル)を備えたメインルームのほか、乗員用個室、ステイシス・ポッドを搭載した格納庫などが置かれ、捕獲装置などの防御システムが設置されている(ラットルとダイノボットの揉め合いの末に暴走したことが一度ある)。船外には上部甲板に搭載された大型のプラズマキャノン砲、「オートウェポン」と呼ばれる複数の自動機銃、船体を覆う防御シールド、スキャナーを装備し、さらに船内にいる乗組員にエネルゴン・フィールドの干渉を防ぐガードコイルが取り付けられている。スピード面に関しては上記にも書いてあるように最速を誇り、テラクラッシャーを追跡できる程の性能を持つ。テラクラッシャーを追跡し、トランスワープしたが、敵側の攻撃を受けて第7セクターと誘導装置と安定装置が故障しエネルゴアに墜落。真下に川が流れる岩山に不時着し、飛行及び惑星外への通信が不能となってしまい、以降コンボイたちの拠点となる。一度デストロンが壊滅したと騙された際に、テラクラッシャーの部品を奪って飛行可能なまで修理。帰還準備を進め離陸したが、デストロンの作戦で本船を奪われそうになり、結果墜落してしまい、再び飛行不能となってしまった。ステイシス・ポッド<救命ポッド>他惑星に探査要員となるプロトフォームを送り込むことが本来の目的のカプセル。プロトフォームのほか、着陸用のレトロ・スラスターとスキャナー、そしてトランスフォーマーのプログラミング装置とスパークを搭載する。アクサロンがエネルゴアへ墜落する直前、衛星軌道上に多数放出された。ふとした事故で落下してくる場合もある。プラネットバスターを破壊するために、改良されたものを手に入れてコンボイが搭乗し、プラネットバスターへ向かったが、そのポッドはメガトロンがタランスを始末する目的で細工したものだったため、コンボイはポッドごとプラネットバスター破壊後、共に爆散してしまった。アームレット型無線機エネルゴアでの通信範囲を拡大化すべく、ライノックスが1ヵ月かけて開発したアームレット型の無線機。チータスがテストを行い、従来の通信範囲を超えていることを証明したが、テストの最中、メガキャノンを回収中のスコルポスを発見。コンボイやライノックスの指示を無視し、戦闘に突入。タランスに気を取られている隙にスコルポスの攻撃を受けて破損。新しい部品がないために修理も再生産も出来なかった。サーベイ・ポスト〈探査装置、如意棒〉サイバトロンのテラクラッシャー爆破作戦の際、デストロンのエナジー・シグネチャー(エネルギー波)を探知する為に作られた装置。ホッケー・パック程度の大きさから棒状に伸縮する。設置作業の際にチータスが誤ってエネルゴン結晶に打ち込んでしまい、不安定エネルゴンとの相互作用で偶発的に転送装置を形成、通信機を介して両軍の基地を転送ルートで結んでしまった。サイバトロニクスいわゆる“サイバトロン文字”。日本語に酷似している。シグナル・アレイテンポラル・プローブに信号を発信する信号塔。セイバートロン星から送られてきたテンポラル・プローブがエネルゴアの衛星軌道上に接近していると知ったサイバトロンによって妨害電波が少ないデストロン陣地の岩山に設置され、信号を発信しセイバートロン星に救援を求めようとしたが、デストロンによって執拗に妨害され、最後はメガトロンのミサイルで破壊されてしまい、信号を発信出来ずに終わってしまった。テンポラル・プローブ〈探査機〉行方不明のアクサロンが、もはや通常宇宙にいないと判断したセイバートロン本星の指示によって送り出された時空探査機、あるいは航時探査機。エネルゴアの衛星軌道上に接近したが、サイバトロンの活動が妨害され、失敗した直後にエネルゴアから離れてしまった。フィールド・ダンパー〈エネルゴン除去装置〉エナージョン・フィールドからトランスフォーマーの身体を守るための緩衝装置。パワーシールドアクサロン再浮上の際、デストロンに追われるダイノボットを救出するため、コンボイとチータスが使用した大型の盾(コンボイの顔の輪郭に似ている)。ライノックスの“くしゃみ”から身を守る際にも、多数持ち出された。ロッキング・チップ〈ロック用チップ〉トランスフォーマーにステイシス・ロック状態をもたらす安全装置。エネルゴン波のために危険にさらされたエアラザーのプロトフォームを凍結固定する際、ステイシス・ポッドに備えられたロッキング・チップが破損していたため、チータスのものを転用した。メンタル・ターゲッティング・グリッド〈座標〉射撃シミュレーション用の、トランスフォーマーの脳裏に表示される共通フォーマットの標的座標図。視覚機能を失ったサイバトロンが戦う際、射撃方向のガイドとして使用した。再生カプセル戦闘等で負傷したサイバトロン戦士の修復装置。サイバトロン年代記 “グレートウォー”の時代をはじめセイバートロン星の歴史が記されたデータベース。「テープブック」版も存在する。デストロン関連[編集]テラクラッシャーメガトロンらデストロンがゴールデンディスクとともに奪取した宇宙戦艦。アクサロン同様にトランスワープ航行が可能。船内には船を管理するナビゲーション型コンピューター・ナビ子や再生プール、「ガーディアン・アルファ」という防御システムが設置されているメインルームのほか、スキャナーやオイル風呂(トランスフォーマーには快適なものらしい)などもある。舷側に2連装サイドガンを数門装備している。奪取直後にそのまま逃走用に乗艦してトランスワープ。エネルゴアの衛星軌道上でアクサロンの反撃を喰らってエネルゴアへ墜落(この際に主翼の片方がもげている)。辺り一面にマグマが煮えたぎる地帯に傾いたまま不時着して飛行不能となり、以降デストロンの拠点となる。船内の床のほとんどがマグマに覆われたため、船内を移動する際には浮遊する足場が使用される。スパイダーボットタランスのアジト内を徘徊している小型ロボット。複数存在し、『メンテナンス・ボット』や『フラッシュライト・スパイダー』などの呼び名を持つ。トランスフォーメーション・ロック・レンズ〈ロックビーム〉タランスが開発した、トランスフォーマーを強制的にビーストモードへ引き戻し、そのまま再変形を不能にする装置。空中浮遊しながら動き、補足した対象の攻撃を素早くかわしつつ、前述の効果を持つビームを放つ。サイバトロンの無人探査機との通信を妨害する際に使用されたが、最後はチータスの不意打ちで破壊された。トランスミューター〈デストロン変換器〉サイバトロンのプログラムを瞬時にデストロンのものに改変する装置。ライノックスをデストロン化した。トランスフィッシング〈再変換〉トランスミューターの効果を逆転する装置。リプログラムトランスフォーマーの精神プログラムを書き換えること。主にデストロンが敵を洗脳することを言う。ECMアレイマグナ・パルスを発してデストロン・サイバトロン両軍全ての電子機器をシャットダウンさせる装置。タランスが使用。エナージョン・ディスチャージ・ウィルス〈エネルギー放出ウィルス〉タランスが開発した、トランスフォーマーの体内からエネルゴンを放出させるウィルス。くしゃみと共に吹き出したエナージョン・ボルトは、かなりの破壊力を有する。再生プール負傷したデストロン戦士の修理用装置。両勢力共通[編集]プロトフォームトランスフォーマーの素体。惑星エネルゴアにおいては、有機生命体をスキャンすることで、ビースト戦士が誕生する。適合生命体スキャントランスフォーマーが変形モードを獲得したい対象の生命体に、スキャナーから「スキャンビーム」を照射することで、その対象物が持つ形状や機能、遺伝情報といったデータを瞬時に解析・読み込み、身体を再構成する工程。動物ならば化石でもスキャン可能。ステイシス・ポッドの中から生まれるプロトフォームの場合、すでにいる仲間が意図的に何にスキャンするか決めることもできるが、何もしなければスキャナー自ら近くの生命体をスキャンする。ゴールデンディスクセイバートロン星の公文書館に保管されていたディスク。地球人が打ち上げた宇宙探査船・ヴォイジャーに乗せられた物と同一である。2枚存在し、そのうち1枚をメガトロンが奪い去った。「エネルゴンの源泉」のありかが記されている。後にデストロンはエネルゴアにてエイリアンが作ったゴールデンディスク・通称『エイリアンディスク』も手中に収める。コムリンクトランスフォーマーの内蔵式通信装置。主に胸部と手首に装備されている。データトラックスデータファイルを意味する単語。パワーガントレット決闘の場合に、敵の足元へ投げられるもの。サイバトロンとデストロンの最初の全面対決の直前、チータスに不意打ちされたメガトロンが「~は投げられた」と宣言した。プログラミング・チッププロトフォームの起動時に、外部からトランスフォーマーの人格や知識の情報を送り込むためのチップ。通常はステイシス・ポッドのコンピュータに搭載され、正常な起動プロセスを経たプロトフォームは、ほぼ完成された人格と知識を備えた状態で誕生する。シークェンサー・プログラム プロトフォームに、他惑星の原住生命体から得た生命情報を入力し、トランスフォーマーの完成体とするためのプログラム。チップ・エクストラクターロッキング・チップを除去する際に用いる工具。ライノックス、タランスが使用。トランスワープ・セル〈ワープ転換装置〉トランスワープに必要な装置。テラクラッシャーのスペースドライブ機関を構成する、小型のトランスワープ装置。エネルゴア関連[編集]惑星エネルゴアサイバトロンとデストロンが漂着し、エネルゴンを巡る戦いの舞台となる惑星。惑星全土に渡って、大自然が広がり、多くの野生動物が生息。膨大な埋蔵量のエネルゴン・クリスタルが存在しているが、地上には強力なエネルゴン・フィールドが発生しており、トランスフォーマーにとって、危険な環境を形成していた。その為、現地の野生動物に姿を変えることになり、基地以外でのロボットモードは3分間しか維持できない[14]。謎の遺跡も多く存在している。その惑星の正体は『メタルス』で明かされる事となる。エネルゴンG1からの伝説である、トランスフォーマーの主要動力源。エネルゴン・クリスタル純粋かつ不安定なエネルゴンの結晶で、強大な力を持ったエイリアンによって、エネルゴア全土には膨大な量の天然のエネルゴン・クリスタルが埋設されている(一般的にこのエネルゴン・クリスタルは、“天然のエネルゴン”とされる)。エネルゴンはトランスフォーマー達にとって必要な物だが、このクリスタルのパワーは不安定なため、彼らが利用する際には注意が必要である。浮遊山エネルゴンの影響により浮遊していた巨大な岩山。そこには多くのエネルゴン・クリスタルが存在する。テラザウラーが偶然発見し、ここのエネルゴンのエネルギーを吸収してパワーアップしたが、最後はラットルが仕掛けた複数の爆弾で大爆発した。エイリアン・サイトエイリアンによってエネルゴア各地や衛星軌道上に用意された特殊なサイト。多くのサイトに部外者のための罠が仕掛けてある。スタンディング・ストーンズ ストーンヘンジに酷似した遺跡。石が積み上げられた中央部の地底に大量のエネルゴンが埋まっている。エイリアン・プローブを中央部に配置することで、知的生命体を研究する装置となる。エイリアン・プローブエイリアンによって使用される、有機体と環境上のデータを集めるための大型装置。スタンディング・ストーンズからエネルギー波が放たれ、宇宙からエイリアンがスタンディング・ストーンズに送り込んだ。光線を放って調査に現れたコンボイの体を分子レベルにまで分解して取り込み、トランスフォーマーたちの情報を収集したが、ライノックスたちの活躍でコンボイは脱出。その後この装置は消え去った。ブリガドゥーン巨大な浮遊島。黒雲に覆われた島内はどんな環境にも左右されない独自の生態系が築かれており、各所に描かれたマークに接近すると自然を利用したトラップが作動し侵入者を撃退するようになっている。また、島内の侵入者の武器の使用を感知すると自動的に攻撃を加えるビーム砲が上部に備わった塔も建設されているが、塔内部は島全体のコントロールも司る中枢でもある。サイバトロンとデストロンの調査・戦闘の末にブラックウィドーが塔内部を占拠。黒雲が振り払われた島全体を操ってサイバトロン基地を攻撃しようとしたが、タイガトロンが中心部を破壊したため島は墜落して崩壊した。ペデスタル四角い台座状の敷石。中央に安定状態のエネルゴン・クリスタルを配し、これがフィールド・ジェネレータとなってバイオ・ドームを形成。その後、ここから第2の月へ光線を放ち、プラネットバスターへと変貌させた。プラネットバスターエイリアンの惑星破壊装置の別称。劇中では、プラネットバスターの名は出てこず、「エイリアンマシン」と呼ばれた。エネルゴアの衛星である第2の月の正体であり、エネルゴアに向けて、光線を発射し、惑星の温度を急上昇させていき、エネルゴン鉱脈を全て爆発させ、そのエネルギーでエネルゴアを破壊する。コンボイが操縦するステイシス・ポッドが砲の内部に突入したことで暴発して消滅した。その他[編集]トランスワープ・シグネチャー〈ワープスピード〉トランスワープ使用時に、空間に残されるワープの痕跡。メガトロンらが乗り込んで逃亡したテラクラッシャーのワープ航跡を追尾ロックできたのは、アクサロンだけであった。トランスワープ・マトリクス 超時空航行の際、通常空間に開かれる「ワープ基盤」。宇宙船はここからトランスワープ・ワームホールへと突入する。日本における展開[編集]

原語版には本来、トランスフォーマー旧シリーズ(アメコミ版の設定も含む)との連なりや、惑星エネルゴアで両軍の行動を伺う第3勢力「エイリアン」の存在などの複雑な設定が絡んでいたが、日本放送版では両軍の名称を旧シリーズ同様「サイバトロン」「デストロン」(原語版ではそれぞれ「Maximals」「Predacons」)とするなど、日本版における名称のほとんどが使用されているほか、オプティマス・プライマル(Optimus Primal)の名前も“コンボイ”としている。変形の際の掛け声も原語版では両軍異なるが、日本語版では「変身」に統一されている。

当時、販促担当だった大野光仁によると、「子供たちに感情移入できるのか?」と心配し、当時のタカラのスタッフで録音した音声をラジカセから流して、映像を子供たちに見せると、子供たちが受けたという。「面白おかしくやるのがいいんじゃないのか?」という意見が上がり、『ミュータント・タートルズ』(テレビ東京版)の縁で音響監督に岩波美和が参加[15]。声優陣によるアドリブを盛り込んだコメディタッチな脚色がなされた。番組放送前のアイキャッチでは、画面編集と、他番組や時事ネタなどを扱ったセリフをキャラクターに話させるなど、翻訳作品の範囲を超えた独特の雰囲気となっている。この手法は注目を浴び、出演者は後の現場で「ビーストウォーズ見てました」とたびたび声をかけられるようになった[16]ほか、チータス役の高木渉は『冬のソナタ』の吹き替えの仕事で、スケジュールの都合で一緒にアフレコすることが出来なかった萩原聖人が「次のゲストの高木渉さんってビーストウォーズに出てた人でしょ?会いたかった」と周囲に漏らしていたことを他の出演者から聞いたという[16]。また、本作に出演したいという声優も多くいたが、音響監督の岩浪美和は「これはセンスと技量を相当問われる仕事」であるとしてその多くを断っていた[17]。

また、ラットルが「人生ってのは、"人が生きる"って書いて人生なの。オイラ、ネズミだからネズミ生」という洒落(正しくは"鼠生(そせい)"とするべきだが)にテロップが流れ、それに対してエアラザーが「バラエティじゃないんだからテロップ出すなよ」とツッコミを入れるなど、ギャグにあわせての編集まで行っている。

二か国語放送ではなくステレオ放送だったのも、日本版独自の演出が多いことに起因するものである。

加えて、この作品と『メタルス』は元々は1つの作品だったが、当時海外では『メタルス』が展開中で日本放送が間に合わなかった。その為、本作(『メタルス』と『リターンズ』を含む)の未来に当たり、日本オリジナルの『ビーストウォーズII』と『ビーストウォーズネオ』を挟み放送することとなった。その為、最終回放送直後、抗議の電話が殺到した[18]。

現在、日米を含む全世界における「BEAST WARS: TRANSFORMERS」シリーズの販売権は、オールスパークではなく、ワイルドブレインが担当していたため、日本における共同提供は、タカラトミーとワイルドブレインが担当しており、ポリグラム株式会社(現・ユニバーサル ミュージック合同会社)から全14巻としてビデオで発売された日本語吹替版での『X-MEN』や日本語吹替版での『マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜』とは異なり、原語版に加え、日本語版における日本版独自の演出をそのまま起用されることになった。

玩具[編集]

テレビ放送前の先行販売を経て変形玩具も発売された。ビースト/ロボットの変形に加えて、関節の可動範囲やアクションギミック機構など完成度が高い。また玩具オリジナルの戦士や、色違い・あるいは特典付の限定版も発売された。

大野光仁によると「ハチやネズミといったある種グロテスクに見えるものが国内でヒットするのか?」という不安から、実際の子供たちからの反応を調査。子供たちの反応は思ったよりよく、「新しい、面白い」と喜んでもらえたとのこと[15]。

この玩具展開の大きな特徴として、各トランスフォーマー単体のほか、サイバトロン、デストロン各1体の「対決」セットが販売された(これは後のシリーズも同様)。

サイバトロン(Maximals)[編集]
  • C-1 コンボイ(Optimus Primal)(ゴリラ)(サイズ:Ultra)(1997年7月発売)
    • コンボイ(スケルトンタイプ)トイザらスにて限定販売された。
    • バーニングコンボイ劇場版公開記念に限定販売された。次作『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』の映画版『ライオコンボイ危機一髪』の作中においては、本作のコンボイが「エネルゴンマトリクス」の共鳴で変化した姿として登場する。
  • C-2 ホワイトクロー(Polar Claw)(シロクマ)(サイズ:Mega)(1997年7月発売)
  • C-3 チータス(Cheetor)(チーター)(サイズ:Deluxe)(1997年7月発売)
  • C-4 ダイノボット(Dinobot)(ディノニクス)(サイズ:Deluxe)(1997年7月発売)
  • C-5 ラットル(Rattrap)(ネズミ)(サイズ:Basic)(1997年7月発売)
  • C-6 コンボバット(Optimal Primus)(コウモリ)(サイズ:Basic)(1997年7月発売)
  • C-7 ライノックス(Rhinox)(アフリカクロサイ)(サイズ:Deluxe)(1997年10月発売)
  • C-8 タイガトロン(Tigatron)(ホワイトタイガー)(サイズ:Deluxe)(1997年11月発売)C-3 チータスのリデコアイテム。
  • C-9 ハウリンガー(Wolfgang)(シンリンオオカミ)(サイズ:Deluxe)(1997年12月発売)
  • C-10 エアラザー(Airazor)(ハヤブサ)(サイズ:Basic)(1998年1月発売)
  • C-11 サイバーシャーク(Cybershark)(シュモクザメ)(サイズ:Deluxe)(1998年2月発売)
  • VS-X1 アルマー(Armordillo)(オオアルマジロ)(サイズ:Basic)
デストロン(Predacons)[編集]
  • D-1 メガトロン(Megatron)(ティラノサウルス)(サイズ:Ultra)(1997年7月発売)
  • D-2 スコルポス(Scorponok)(アフリカクロサソリ)(サイズ:Mega)(1997年7月発売)
  • D-3 ワスピーター(Waspinator)(スズメバチ)(サイズ:Deluxe)(1997年7月発売)
  • D-4 タランス(Tarantulas)(タランチュラ)(サイズ:Deluxe)(1997年7月発売)
  • D-5 テラザウラー(Terrorsaur)(プテラノドン)(サイズ:Basic)(1997年7月発売)
  • D-6 メガリゲーター(Gatrotron)(インドガビアル)(サイズ:Basic)(1997年7月発売)
  • D-7 シャドーパンサー(Tripredicus Agent)(クロヒョウ)(サイズ:Deluxe)(1997年10月発売)C-3 チータスのリデコアイテム。
  • D-8 ブラックウィドー(Blackarachnia)(セアカゴケグモ)(サイズ:Deluxe)(1997年11月発売)D-4 タランスのリデコアイテム。
  • D-9 バズソー(Buzzsaw)(スズメバチ)(サイズ:Deluxe)(1997年12月発売)D-3 ワスピーターのリデコアイテム。
  • D-10 クワガイガー(Insecticon)(クワガタムシ)(サイズ:Basic)(1998年1月発売)
  • D-11 インフェルノ(Inferno)(ヒアリ)(サイズ:Mega)(1998年2月発売)
  • VS-X1 スナッパー(Snapper)(カミツキガメ)(サイズ:Basic)
対決セット[編集]VS-1 最強ビーストの対決 コンボイVSメガトロン(Optimus Primal Vs. Megatron)(1997年7月発売)コンボイとメガトロンのセット。VS-2 北極の対決 ホワイトクローVSスコルポス(Polar Claw Vs. Scorponok)(1997年7月発売)ホワイトクローとスコルポスのセット。VS-3 最速の対決 チータスVSワスピーター(Cheetor Vs. Waspinator)(1997年7月発売)チータスとワスピーターのセット。VS-4 凶暴の対決 ダイノボットVSタランス(Dinobot Vs. Tarantulas)(1997年7月発売)ダイノボットとタランスのセット。VS-5 岩山の対決 ラットルVSテラザウラー(Rattrap Vs. Terrorsaur)(1997年7月発売)ラットルとテラザウラーのセット。VS-6 アマゾンの対決 コンボバットVSメガリゲーター(Optimus Primus Vs. Gatrotron)(1997年7月発売)コンボバットとメガリゲーターのセット。VS-7荒野の対決 ライノックスVSシャドーパンサー(Rhinox Vs. Tripredicus Agent)(1997年10月発売)ライノックスとシャドーパンサーのセット。VS-8 密林の対決 タイガトロンVSブラックウィドー(Tigatron Vs. Blackarachnia)(1997年11月発売)タイガトロンとブラックウィドーのセット。VS-9 暗闇の対決 ハウリンガーVSバズソー(Wolfgang Vs. Buzzsaw)(1997年12月発売)ハウリンガーとバズソーのセット。VS-10 大空の対決 エアラザーVSクワガイガー(Airazor Vs. Insecticon)(1998年1月発売)エアラザーとクワガイガーのセット。VS-11 地獄の対決 サイバーシャークVSインフェルノ(Cybershark Vs. Inferno)(1998年2月発売)サイバーシャークとインフェルノのセット。VS-X1 火山の対決 アルマーVSスナッパー(Armordillo Vs. Snapper)アルマーとスナッパーのセット。火山弾を模した赤い玉が循環する舞台キットも付属。VS-S1 アマゾンの対決スペシャルバージョン(Optimus Primus Vs. Gatrotron Special Edition)特別カラー版のコンボバットとメガリゲーターのセット。キャラクターカードによると、G1コンボイとG1メガトロンがビースト戦士になった姿。パソコンで遊べる特製CD-ROMも付属している。アニメ未登場日本版玩具[編集]
  • サイバトロン
    • 歩兵戦指揮官ホワイトクロー/Polar Claw(シロクマ)(サイズ:Mega)
    • アマゾン戦士コンボバット/Optimus Primal(コウモリ)(サイズ:Basic)
    • 戦士ハウリンガー/Wolfang(シンリンオオカミ)(サイズ:Deluxe)
    • 水中攻撃員サイバーシャーク/Cybershark(シュモクザメ)(サイズ:Deluxe)
    • 砂漠戦闘員アルマー/Armordillo(オオアルマジロ)(サイズ:Basic):後に劇場限定で輸入版が販売された。
    • 歩兵戦士レーザービースト(レイザーバック)/Razorbeast(イノシシ)(サイズ:Basic):日本版カタログに登場していたがこの時点では発売されず。商品カタログや関連書籍では日本名(レイザーバック)が設定されていた。
  • デストロン
    • アマゾン戦士メガリゲーター/Megatron(インドガビアル)(サイズ:Basic)
    • 偽装兵シャドーパンサー/Tripredicus Agent(クロヒョウ)(サイズ:Deluxe):日本のみの商品だったが、後にアメリカでもネット限定で販売。欧州圏では一時期カセットロンのジャガー/Ravageとして扱われていたが、後に発売されたソースブックにて独立したキャラクターとしての地位を獲得した。
    • 空中監視兵バズソー/Buzz Saw(スズメバチ)(サイズ:Deluxe)
    • 監視兵クワガイガー/Insecticon(クワガタムシ)(サイズ:Basic)
    • 特殊破壊兵スナッパー/Snapper(カミツキガメ)(サイズ:Basic)
    • 破壊砲撃兵イグアナス/Iguanus(エリマキトカゲ)(サイズ:Basic):キャンペーンで配布されていたが、後に劇場で限定発売。商品カタログでは「イグナー」という別名がつけられている。
    • 奇襲突撃兵スピッター/Spittor(アイゾメヤドクガエル)(サイズ:Basic):劇場で限定発売(アメリカでの在庫が切れていたためにヨーロッパ版を輸入)。ヨーロッパ版ではサイバトロンとして発売されている。
    • 隠密攻撃兵レーザークロー/Razorclaw(シオマネキ)(サイズ:Basic):劇場で限定発売。
  • 輸入版玩具 - 一部店舗ではタカラによる輸入版商品が販売された。これらは塗装などの変更がなされたものが次作『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』と次々作『ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー』にて、正式に日本版として発売されている。
    • バ・ブーム/B'Boom → アパッチ(マンドリル)(サイズ:Mega)
    • ボーンクラッシャー/Bonecrusher → ビッグホーン(アメリカバイソン)(サイズ:Deluxe)
    • ケーナイン/K-9(ジャーマンシェパード)(サイズ:Deluxe)(警察犬のこと。犬種としてはシェパード)
    • グリムロック/Grimlock(ヴェロキラプトル)(サイズ:Deluxe)
    • スナール/Snarl → タスマニアキッド(タスマニアデビル)(サイズ:Basic)
    • クロージョー/Claw Jaw → スクーバ イカード(ダイオウイカ)(サイズ:Basic)
    • マグナボス/Magnaboss → マグナボス(ライオン、白頭鷲、アフリカゾウ)(サイズ:Ultra)プロール/Prowl → ライオジュニア(ライオン)(サイズ:Basic)シルバーボルト/Silverbolt → スカイワープ(白頭鷲)(サイズ:Basic)アイアンハイド/Ironhide → サントン(アフリカゾウ)(サイズ:Deluxe)
    • トランスキート/Transquito → ビッグモス(蚊)(サイズ:Mega)
    • リトラックス/Retrax → パワーハッグ(ダンゴムシ)(サイズ:Deluxe)
    • マンテラー/Manterror → マンティス(カマキリ)(サイズ:Deluxe)
    • ジェットストーム/Jetstorm → トンボット(ムカシトンボ)(サイズ:Deluxe)
    • パワーピンチ/Powerpinch → シザーボーイ(ハサミムシ)(サイズ:Basic)
    • ドリルビット/Drill Bit → ドリルナッツ(ワタミハナゾウムシ)(サイズ:Basic)
    • レーザービーク/Lazorbeak → ハイドラー(プテラノドン)(サイズ:Basic)
    • トライプレダカス / Tripredacus → トリプルダクス(セミ、カブトムシ、ロブスター)(サイズ:Ultra)シカダコン/Cicadacon → DJ(セミ)(サイズ:Basic)ラムホーン/Ram Horn → モーターアーム(カブトムシ)(サイズ:Basic)シークランプ/Sea Clamp → ギムレット(ロブスター)(サイズ:Deluxe)
スタッフ[編集]
  • 製作総指揮 - クリストファー・J・ブロー、イアン・ピアソン、スティーブン・デニューア、ステファン・ライチェル
  • ストーリー・エディター - ボブ・フォワード、ラリー・ディティリオ
  • プロダクション・デザイナー - クライド・クラッツ
  • キャスティング - BLTプロダクション
  • 音響監督 - スーザン・ブルー
  • 音楽 - ロバート・バックリー
  • プロデューサー - ジョナサン・グッドウィル
  • 協力プロデューサー - ハーブ・ドーソン
  • 制作 - アライアンス・コミュニケーションズ、メインフレーム・エンターテイメント
  • 配給 - クラスター・テレビジョン
日本語版制作スタッフ[編集]1997年本放送[編集]
  • 監督・脚色 - 岩浪美和
  • 翻訳 - アンゼたかし
  • 編集 - 横山義弘、益田伸彦、吉瀬弘一、鈴木歩
  • 調整 - 蝦名恭範、住谷真、佐竹徹也
  • 録音 - 新沼健一郎、堀田英二
  • 編集・録音スタジオ - 東京テレビセンター
  • 録音スタジオ - KSSスタジオ
  • 音響制作 - ACクリエイト
  • 配給 - イオン
  • プロデューサー - 岩田牧子、佐藤幾夫、川嶋一美、梅下博文、沢玲子
  • 製作協力 - 旭通信社
  • 製作 - テレビ東京、イオン

キャラクタークレジットは、最初の2話のみエンディング中、各々が声を演じたキャラクターの口癖などが挿入されていた。番組のターゲットが幼年層であるためのアピールである。また、この「声優の名字と名前の間に言葉を挿入する」という手法は、本作と同じく岩浪が音響監督を務めていた『ツインビーPARADISE』と同じである。

  • コンボイ:子安(私が主役)武人
  • チータス:高木(じゃん)渉
  • ラットル:山口(ヤーッ)勝平
  • ライノックス:中村(なんだな)大樹
  • ダイノボット:藤原(ダーッ)啓治
  • メガトロン:千葉(カーッ、ペッ)繁
  • タランス:長島(ウヒャヒャヒャ)雄一
  • テラザウラー:飛田(カァー)展男
  • ワスピーター:加藤(ぶ〜ん)賢崇
  • スコルポス:遠藤(おりゃ!)雅
  • ナビ子:永椎(ラブリー)あゆ美
2007年再放送[編集]

『魔弾戦記リュウケンドー』終了後のタカラトミー提供の番組枠において、その後の番組がないこと、新たな企画が間に合わないことなどの事情により、ビーストシリーズ10周年記念などの事情も相まって再放送が決定。同枠で短い期間ながら再放送が行われた。番組開始前の番宣は新たに子安によってなされている。

  • 2007ビーストウォーズプロジェクト - 泉智也、鈴木勇人
  • 配給 - we've、テレビ愛知、タカラトミー

再放送時のサブタイトルは以下の通り。括弧( )内は通常話数 新キャラが登場するエピソードは必ず放送されている。

  1. (3)「チータスの危機」
  2. (7)「孤独な戦士タイガトロン」
  3. (8) 「クモ女のキック」
  4. (12)「ハヤブサ戦士エアラザー」
  5. (15)「メーク・ドラマだデストロン」
  6. (17)「ダイノボットが二人に?」
  7. (18)「地獄のアリ戦士インフェルノ」
  8. (19)「よみがえれビーストパワー!」
  9. (22)「ストップ・ザ・くしゃみ」
  10. (23)「さらばでござるタイガトロン」
  11. (21)「不死身のスタースクリーム」
  12. (16)「ライノックス大暴れ!」
主題歌[編集]オープニングテーマ - 「WAR WAR! STOP IT」作詞・作曲・編曲 - BANANA ICE / 歌 - 下町兄弟間奏の一部分に下町兄弟による合いの手を入れたバージョンがアイキャッチのジングルに使用された。フルバージョンとは別の歌詞と既成の歌詞を組み合わせたバージョンが番宣CMで使用されている。毎回イントロ部分でビースト戦士の一人による前説が挿入され、この演出は後の「メタルス」「アニメイテッド」「プライム」に引き継がれている。最終回はサイバトロン全員で合唱。エンディングテーマ - 「FOR THE DREAM」作詞 - 夏野芹子 / 作曲・編曲 - 藤沢秀樹 / 歌 - MICKEY-T本編終了後に後提供テロップパートとCMを挟んでこの曲に入る。エンディングで表記されるのは日本語版のキャストと制作スタッフのみで、原語版のスタッフは一切表記されない。(この演出は「メタルス」「リターンズ」も同様。)各話リスト[編集]

括弧( )内は海外版話数。13、14話は1時間スペシャルとして朝8時に放送。

話数サブタイトル原題演出脚本放送日(米)放送日(日)収録VHS収録LaserDisc
1超生命体トランスフォーマー登場!!Beast Wars (Part 1)イアン・ピアーソンボブ・フォワード1996年
9月16日
1997年
10月1日
第1巻
超生命体トランスフォーマー登場!!
サイバトロンBOX
2倒せデストロンBeast Wars (Part 2)スティーブ・ボール9月17日10月8日
3チータスの危機The WebC.ミカエル・イーストンラリー・ディティリオ9月18日10月15日第2巻
チータスの危機
4時限爆弾転送作戦!Equal MeasuresT.W. ・ピーコックグレッグ・ジョンソン9月23日10月22日
5消えたコンボイChain of Commandアンドリュー・ドゥセットジェシー・ウィンフィールド9月24日10月29日第3巻
消えたコンボイ
6空中山脈大爆破Power Surgeニック・ケンドールラリー・ディティリオ9月25日11月5日
7孤独な戦士タイガトロンFallen Comradesスティーブ・ボールボブ・フォワード9月30日11月12日第4巻
孤独な戦士タイガトロン
8クモ女のキックDouble Jeopadyマーク・シェーマンジェシー・ウィンフィールド10月7日11月19日
9(11)恐怖の新兵器!The Probeクレイグ・ミラー
マーヴン・ウルフマン
イズィキエル・ノートン10月15日11月26日第5巻
恐怖の新兵器!
10殺人ウィルスGorilla Warfareジェームズ・ボッシャーロウビー・ゴーレン10月14日12月3日
11(9)さよならラットル!?A Better MousetrapJ.・ファルコナーカレン・ウィルソン
クリス・ウェバー
10月8日12月10日第6巻
さよならラットル!?
12(15)ハヤブサ戦士エアラザーThe Sparkコーリン・ディビーズリー・ディティリオ11月11日12月17日
13(16)浮島のデスマッチ(前編)The Trigger Part 1J.・ファルコナーボブ・フォワード11月18日12月31日第7巻
浮島のデスマッチ
デストロンBOX
14(17)浮島のデスマッチ(後編)The Trigger Part 2ミカエラ・ザブランスカ11月19日
15(12)メーク・ドラマだデストロンVictoryスティーブ・ボールウェンディ・リアドン11月1日1998年
1月7日
第8巻
メーク・ドラマだデストロン
16(13)ライノックス大暴れ!
(別題: ライノックスはデストロン?!)
Dark Designsオーエン・ハリーイアン・ウェア11月4日1月14日
17(14)ダイノボットが二人に?Double Dinobotジョン・ポーザーロウビー・コーレン11月5日1月21日第9巻
ダイノボットが二人に?
18地獄のアリ戦士インフェルノSpider's Gameジェームズ・ボッシャーラリー・ディティリオ1997年
1月6日
1月28日
19よみがえれビーストパワー!Call of the Wildジョナサン・グッドウィルボブ・フォワード1月7日2月4日第10巻
よみがえれビーストパワー!
20ジャングルぐるぐるDark Voyageスティーブ・ボールサミュエル・ウォーレン・ジョセフ1月27日2月11日
21不死身のスタースクリームPossessionオーレン・ハリーイアン・ウェア2月3日2月18日第11巻
不死身のスタースクリーム
22ストップ・ザ・くしゃみ!The Low RoadJ.・ファルコナーボブ・フォワード2月10日2月25日
23さらばでござるタイガトロンLaw of the Jungleジョン・ポーザーマーク・レイレン=ヤング2月17日3月4日第12巻
さらばでござるタイガトロン
24やつらが来る!Before the Stormアダム・ウッドボブ・フォワード2月21日3月11日
25恐怖の大王現る!Other Voices Part 1コリン・デイビーズボブ・フォワード
ラリー・ディティリオ
3月31日3月18日第13巻
平和を守るために…
26平和を守るために…Other Voices Part 2イズィキエル・ノートンラリー・ディティリオ4月1日3月25日
放送局[編集]
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この節の加筆が望まれています。
放送地域放送局放送期間放送日時放送系列備考
関東広域圏テレビ東京1997年10月1日 - 1998年3月25日水曜 18:30 - 19:00テレビ東京系列
北海道テレビ北海道
愛知県テレビ愛知
大阪府テレビ大阪
岡山県香川県テレビせとうち
福岡県TVQ九州放送
岩手県テレビ岩手1998年頃月曜 16:28 - 16:55[19]日本テレビ系列
秋田県秋田朝日放送不明火曜 16:30 - 17:00テレビ朝日系列
福島県福島中央テレビ不明火曜 16:00 - 16:30日本テレビ系列
静岡県テレビ静岡不明不明(早朝)フジテレビ系列
岐阜県岐阜放送1998年7月7日 - 12月29日火曜 6:50 - 7:20独立局
熊本県テレビ熊本1997年10月10日 - 1998年5月8日金曜 16:25 - 16:55フジテレビ系列熊本日日新聞テレビ欄より。

この他、岐阜放送では2006年4月8日から9月30日まで土曜日 7:00 - 7:30、テレビ東京とテレビ愛知では2007年1月7日から6月24日まで日曜 7:00 - 7:30に再放送された。

映像ソフト[編集]
  • VHS全13巻。各2話収録。
  • LD
    • サイバトロンBOX 1998年3月21日発売。第1-12話収録。
    • デストロンBOX 1998年7月24日発売。第13-26話収録。
  • DVD
    • ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー DVD-BOX5枚組。第1-26話収録。既に絶版。2000年8月25日発売。
    • ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー DVD-SET2012年11月21日発売。トランスフォーマーの廉価版DVD-SETシリーズの1つで、内容は上記DVD-BOXと同じ。
劇場版[編集]

CG版ビーストウォーズ 激突!ビースト戦士』のタイトルで1998年12月19日より公開された。同時上映は『CG版ビーストウォーズメタルス(一作目)』『ビーストウォーズII ライオコンボイ危機一髪』。配給収入は3億円[20]。

終盤のエピソードを中心に再編集したもの。ストーリーに変化は無いが、アフレコし直されており、セリフが若干異なる。なお、『メタルス』14話で「前のシリーズの最終回をVTRで観る」シーンがあるが、実際に使われているのはこちらの劇場版の映像である。

予告ナレーションはコンボイ役の子安武人とラットル役の山口勝平が担当[21]。

スタッフ
  • 製作総指揮 - 高岩淡、佐藤博久、鈴木徹也
  • 翻訳 - アンゼたかし
  • 編集 - 横山義弘、須山薫
  • 整音 - 佐竹徹也
  • 効果 - 神保大介
  • 音楽プロデューサー - 立花一、前山寛邦
  • エクゼクティブプロデューサー - 山崎芳郎、宮川鑛一
  • プロデューサー - 板垣耕三、沢玲子、岩田牧子
  • 協力 - ソニーPCL、報映産業
  • 製作協力 - パイオニアLDC、講談社、日本コロムビア、カバヤ食品
  • 製作 - ビーストウォーズ映画製作委員会、東映、タカラ、イオン、テレビ東京
  • 制作 - イオン
  • 配給 - 東映
  • 監督 - 岩浪美和
主題歌オープニングテーマ - 「WAR WAR! STOP IT」作詞・歌 - 勝誠二、石動拳三 / 作曲 - 勝誠二 / 編曲 - 京田誠一映像もテレビ版と同じである。エンディングテーマ - 「HELLO!タフネス」作詞・歌 - 勝誠二、石動拳三 / 作曲 - 勝誠二 / 編曲 - 京田誠一映像ソフト

いずれも販売元はパイオニアLDC

  • VHS1999年6月11日発売。
  • LD・DVD
    • ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー スペシャル(パイオニアLDC)1999年9月24日発売。『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー ライオコンボイ危機一髪!』、『CG版ビーストウォーズメタルス』と同時収録。
コンピュータゲーム[編集]

いずれもタカラ(現:タカラトミー)から発売。

トランスフォーマー ビーストウォーズ1998年3月26日発売。プレイステーション用ソフト。海外でSCEケンブリッジスタジオが開発し、アメリカのHasbro Interactiveから発売されていた、アクションシューティングゲームの一部翻訳版。決闘トランスフォーマー ビーストウォーズ ビースト戦士最強決定戦1999年3月19日発売。ゲームボーイ用ソフト。ゲームボーイカラー対応。本作からはコンボイ・チータス・メガトロンが使用キャラとして登場。

路过

雷人

握手

鸡蛋

鲜花

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