内容
殺したいほどの姉がいたから私は幸福だった。四月一日に生まれた、双子の姉妹、よしえとときえ。嘘をついてばかりの人生だけど、あのことだけは、絶対に知られてはいけない―。『夜にはずっと深い夜を』でその才能を絶賛された奇才の女芸人が紡ぐ、さらなる傑作。
著者について
1981年生まれ。秋田県出身。独特な不条理世界を演じるコントで異彩を放つお笑い芸人。バラエティ番組、ライブ等で活躍するだけでなく、『全然大丈夫』『やさしい旋律』『非女子図鑑』『臨死!!江古田ちゃん』など映画・ドラマにも多数出演。稀有な才能で圧倒的な存在感を見せる。趣味は、般若心経・瞑想・被害妄想。特技は、暗算。工業簿記二級・珠算二級・情報処理一級・ワープロ二級の資格を持つ。はじめての著書『夜にはずっと深い夜を』は、多くの本読みをうならせる話題作となった。
著者略歴
鳥居/みゆき
1981年生まれ。秋田県出身。不条理世界を演じるコントで異彩を放つお笑い芸人。バラエティ番組、ライブ等で活躍するだけでなく、『全然大丈夫』『やさしい旋律』『非女子図鑑』『臨死!!江古田ちゃん』など映画・ドラマにも多数出演。「狂宴封鎖的世界」というシリーズでは、自ら舞台に立ちつつ、プロデュースから脚本、演出、小道具づくり、ケータリング手配、打ち上げセッティング、レジでのガム配り、支払いまですべてをこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)