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1997年4月25日タイトー
美しい実写撮りこみの画像が特徴。舞台は渋谷。48通りのエンディング。
「マジメに作っている姿勢に好感が持てた」「お手軽だから何回もプレーしちゃう中毒性はあるよ」「セットを組んでSFXしてる場面もあれば気の抜けたCGを使ってたり統一感は薄い」
全編実写で進むホラーノベルゲームです。
ムービーの所要量は膨大で、俳優さんも半端に豪華。
ディスクは三枚組ですが、一枚はおまけディスクでメイキングなどが入っています。
主人公は、刑事の彼女とデートで訪れたライブハウスで、殺されて、気づいた時には
すでに幽体に・・・。そこで出会った説明おじさんならぬ説明幽霊に「彼女は地底に
連れてかれちゃったぜ、へ〜へっへ」と言われ、幽体の状態で彼女を救う為、四方八
方駆けずり回る・・・というお話。
彼女役は、今は懐かしい宝生舞。その他にも、宝田明や萩原流行なども・・・。
時折登場する人間臭いゾンビや目的不明の地底人、突如降臨する木の精やら天使やら
果ては米軍まで出てくるストーリーなんですが、訳が分かりません。私には、理解で
きませんでした。
システムも・・・バッドエンドでもなんでも一周しないとセーブもできない。まぁ代
わりにチャプターのようなシステムがあるので良かったんですけど。音声で入るヒン
トなんかも聞き取りづらくて、おまけに効果音がやたらとうるさいです。よりによっ
て、文字を送る時の音が一番やかましい。ノベルゲームなのに・・・。
ただ、ムービーは意外と綺麗で、良かったと思います。そして、微グロ。
最後に東京SHADOWというタイトルですが、ゲーム内では渋谷しか出て来ません。