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三国志演義 (講談社学術文庫)

已有 154 次阅读2019-12-22 13:06 |个人分类:文学



内容紹介
西暦220年、後漢王朝の崩壊後、群雄割拠の時代の中から魏、蜀、呉の三つ巴の戦いへと発展した。その約1000年後。複数の「三国志」の物語や資料を整理・編纂し、フィクショナルな物語世界を構築してたのが、本書『三国志演義』です。中国文学に精通した訳者が、血沸き肉躍る、波乱万丈の物語を、背景となっている時代や思想にも目配りしたうえで、生き生きとした文体で翻訳した決定版です。


西暦220年、後漢王朝の崩壊により乱世が到来。やがて、その中から魏、蜀、呉の三国が生まれ、三つ巴の戦いへと発展していった「三国時代」は、陳寿による『三国志』(3世紀末)や『新全相三国志平話』(元の至治年間に刊行とされる)、芝居などの民間芸能の世界で、連綿と語られ続けてきました。そして、「三国時代」から約1000年後。いくつもの「三国志」の物語や資料を整理・編纂し、フィクショナルな物語世界を構築して、現在知られる「三国志」物語のイメージを確立したとされるのが、羅貫中の白話(口語)長篇小説『三国志演義』です。
本書は、中国文学に精通した訳者が、その血沸き肉躍る、波乱万丈の物語を、背景となっている時代や思想にも目配りしたうえで、生き生きとした文体で翻訳しました。
全120話中、第1巻は、「黄巾の乱」の勃発による後漢王朝の危機到来から官渡の戦いまでの第30回分を収録。桃園で義兄弟の誓いを結ぶ劉備、関羽、張飛をはじめ、曹操や呂布、孫堅・孫策・孫権ら主要メンバーが登場し、群雄割拠の乱世の様相が描かれます。

内容(「BOOK」データベースより)
二世紀末、後漢王朝が崩壊する。群雄割拠の時代、魏、蜀、呉は三つ巴の戦いに突入。「三国時代」である。千年の時を経て、膨大な「三国志」物語群、資料を整理・編纂し、『三国志演義』が成る。史実と虚構を巧緻に交錯させ、驚異の物語世界が現出する。第一巻は、黄巾の乱後の曹操、劉備、孫堅・孫策・孫権の転変、曹操の官渡の戦いでの勝利までを描く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井波/律子
1944年富山県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター名誉教授。2007年『トリックスター群像―中国古典小説の世界』で第10回桑原武夫学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



テレビや映画などで知られる”三国志”は、多くは本書が原作。カバー写真は狩野一信画“劉備檀渓越え図”大英博物館蔵。14世紀に中国で書かれた大著ということで、読みにくいのではないかと危惧したが、最初の数ページで、その懸念はなくなった。本書は、史実を記録した正書の”三国志”を下に書かれた当時の庶民のための小説なので、フィクションも入って物語として肩の力を抜いて楽しめる。また、結局のところ、文化として伝わっているのは、史実より本書からという部分が多く、中国四大奇書のひとつとしても読んでおきたい作品。本書は全120回のうち30回を収録。各回(章)には2ページの挿絵があり、各章末の簡潔な注には、史実との違い、名言の出典(たとえば、曹操がさり気なく語った言葉’文事ある者は必ず武備あり”が”史記”の”孔子世家”からの引用であったりすることから曹操の教養がわかるp513)、史書”三国志”との比較が書かれ有用。訳者による10ページの”はじめに”には、三国志演義の成立の歴史的紹介(当初は張飛が一番の人気であったことなど)や、解説(劉備の役割は、”多種多様の登場人物をつなぐ虚なる中心”と説明するなど)と、本書は2000年に、ちくま文庫から発行されたものに訂正を加えたものであることが書かれている。私は本書を、中国の2010年のテレビシリーズ“三国志Three Kingdoms”を見てから読み始めた。登場人物が多い本だけに、テレビの演じた俳優のイメージがあると人物を記憶しやすい利点はあり、また、本書を原作としているテレビシリーズとの違いも楽しめる。概ねテレビのほうが話は膨らませてあるが(特に中国四大美女の貂蝉と呂布のロマンスなど)、テレビでは登場が少なかった”小覇王“と呼ばれた呉の孫策の活躍と最後(道士の于吉が絡む)は原作のみ。本書で、三国志に触れるのが初めてという読者には、商品説明、バックカバー、帯に書かれてあるあらすじは読まずに、読まれることを勧める。果たして、戦いを制するのは、どの武将か、誰が天下をとるのか、英雄の生涯は、など仔細をわからないほうが、物語を楽しめることは間違いない。巻末には本巻の年表と”読みどころ“が13ページにまとめられてある。
以下金言は本書から。

無位無冠こそ英雄の証(あかし) p52

兵は神速(しんそく)を尊ぶ p576 (本書では、26回に袁紹が使っているが、三国志演義第2巻33回p78では、郭嘉が曹操に対して使っており、第3巻61回p40では程いくが曹操に対して使っている。)

単騎千里を走る(第27回 p593)


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